General
HyperStudy は、任意の解析ソルバーに対する最適化、実験計画法、確率統計解析によるロバスト設計の3つのスタディを行うことができるツールです。HyperStudy の最適化機能を使うことによって、競争の厳しい製造業において、少ない工期で製品の性能を向上させることが可能となります。また実験計画法では、実験計画によって設計変数の応答に与える影響を効率的に判断することができます。また、設計変数の応答に対する寄与度も確認できます。確率論的手法では設計変数のもつばらつきを考慮して、設計変数と応答の関係を評価すると共に信頼性解析を行うことができます。 HyperStudy は、HyperWorksデータベース(.hmファイル)を利用して設計変数の設定が容易に行えます。また、どのような解析ソルバーにも対応できるようにスタンドアローンで稼動させることもできます。HyperStudy では、応答の選択等すべての操作を GUI で効率的に行うことが可能です。単にソルバーから出力される応答だけではなく、関数を使用して応答を作成することもできます。さらに、すべてのスタディに対するポスト処理を対話形式で容易に行うことができます。
■ コース概要と目的
本コースは、HyperStudy の実験計画法、最適化、確率統計解析の設定方法、パラメータの設定方法、ポスト処理等の使用方法を習得いただく1日のトレーニングコースです。
■ 対象者
HyperWorksの基本的な使用方法を習得されている方
■ バージョン HyperStudy 2022、HyperWorks 2022、OptiStruct 2022(各製品2022必須、2022.1もOK)
■ Web開催でのライセンス消費数 60程度(複数ジョブを実行しなければ30)コース内容
- 概要説明
- HyperStudy の紹介
- 機能概要と特長
- 入力ファイルの設定
- 最適化
- 最適化の概念
- 実行手順
- 外部ソルバーのインターフェース
- 実習
- 実験計画法
- 実験計画法を使用する目的
- 主効果、交互作用
- 実行手順の説明
- 実習
- 確率統計解析
- 確率統計解析の使用目的
- サンプリング手法
- 分布関数
- 実習
- 入力ファイルの設定演習問題
- OptiStruct の入力ファイルを使用して設計変数の設定方法を習得
- 最適化の演習問題
- 実験計画法の演習問題
- 確率統計解析の演習問題